目次
利尿作用とは
利尿作用とは尿の分泌を増大させ、水分と一緒に体内の老廃物を排出させる作用のことです。
むくみが気になる時や、体が冷える時などに利尿作用のあるハーブを摂取することで、デトックスのサポートを行うことができます。
腎臓の基本的な働き
食事で栄養素が摂取されたのち、食物繊維や水溶性ビタミンなど水溶性の成分は尿として、脂溶性の成分は便として排出されます。
尿が作られるのは腎臓で、血液をろ過して老廃物や毒素、余分な水分を取り除きこれらを排出させる働きがあります。
利尿作用のあるハーブ(成分)は、腎臓などに働きかけて尿の出を良くしてくれます。
野菜ではキュウリのカリウムによる利尿効果が良く知られていますが、ハーブの中では主にフラボノイド類、カフェイン、カリウムなどの成分を持つものに利尿作用が含まれます。
どんな時に利尿作用の効果がある?
利尿作用は、むくみの解消や老廃物の排出(デトックス)を行いたい時に役立ちます。
水太りが気になる時などにも良いでしょう。
うれしい効果が多いですが、利尿作用のあるハーブを摂取した後は頻繁にトイレに行きたくなります。そのため、夜寝る前の摂取は避けるのが基本です。
また、尿の排出により一時的に水分が失われるため、脱水状態にならないよう摂りすぎには注意した方が良いでしょう。
適応症状の一例
むくみ、デトックス、水太りなど
デトックスに関わりのある作用
利尿作用を持つとされるハーブ
ハーブの主な作用
一覧はこちら
強壮作用 | 強心作用 | 通経作用 |
強肝作用 | 発汗作用 | 催乳作用 |
利胆作用 | 利尿作用 | 浄血作用 |
健胃作用 | 緩下作用 | 収れん作用 |
胆汁分泌促進作用 | 鎮静作用 | 抗菌・抗真菌・ 抗ウイルス作用 |
消化機能促進作用 | 興奮作用 | 殺菌作用 |
駆風作用 | 鎮痛作用 | 忌避作用 |
去痰作用 | 鎮痙作用 | 免疫賦活作用 |
鎮咳作用 | 抗酸化作用 | 創傷治癒作用 |
粘膜保護作用 | ホルモン様作用 | 消炎・抗炎症作用 |
ハーブに薬効を期待する際に気を付けること|ハーブ療法を正しく実践するために知っておきたいポイント
「ハーブティーを飲んで夜ぐっすり眠れた」「胃の不調が改善した」といった体験をした人は多いかもしれませんね。ハーブに薬効を期待する場合は、1日に3回ほどハーブテ…
メディカルハーブの使い方 記事まとめ
メディカルハーブの知識や取り扱い方についての記事群です。
スクロールできます
¥1,980 (2021/12/17 00:04時点 | Amazon調べ)
ポチップ