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鎮咳作用とは
鎮咳作用とは、脳にある咳中枢の働きを抑制し咳を鎮める働きのことをいいます。
基本的な意味は上記の通りですが、ハーブに含まれる成分によっては、気道の粘膜に働きかけて咳を止めるケースもあります。
咳には気道にたまった痰を排出する働きがあり、同時に体を異物から守る防御反応を併せ持ちます。
むやみに止めるべきではありませんが、咳が続いて苦しいときは鎮咳作用のあるハーブを利用し、咳止めを試みることができるでしょう。
サポニンが含まれるハーブなど、ハーブには鎮咳作用と去痰作用を同時に持つ種類が多いです。
どんな時に鎮咳作用の効果がある?
鎮咳作用のあるハーブは咳を止める働きをするため、風邪や気管支炎など呼吸器の苦しい症状を緩和させたい時に役立てられます。
風邪のようにもととなる症状が比較的軽い場合は、ハーブによる鎮咳作用の効果が期待できますが、症状の重いときはまず病院に行って検査を受けた方が良いです。
咳は外からの異物に反応して起きるので、止めたい時は口内や呼吸器周辺の清潔感を保つため、抗菌作用を持つハーブをブレンドしたハーブティーを使ってうがいをするのも一つの方法かと思います。
適応症状の一例
風邪・気管支炎・喘息の咳、空咳など
感染症の時に役立つ作用
鎮咳作用を持つハーブ
ハーブの主な作用
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