目次
殺菌作用とは
殺菌作用とは細菌やウイルスを殺すことで、殺菌により菌の増殖を抑える働きのことを言います。
ハンドソープを使っての手洗い、うがいなどでも感染症予防の効果が挙げられますが、体内に侵入してきた異物(細菌・ウイルスなど)に対する防御力を上げたい時に殺菌作用が効果を上げます。
有害な菌の数を減らして繁殖を抑えるので、清潔感を保ちたい時に活用したいですね。
一方で「殺菌作用」という名からは強い効果があるように感じられるものの、実際のところは一時的な菌の消滅である場合も多いようです。
そのため、菌の繁殖する環境を形成しないためには「抗菌作用」の活用も重要になってくると考えられます。
ハーブの中ではシソ科のハーブに殺菌・抗菌力の高い種類が多く、特にタイムやペパーミント、ローズマリー、セージなどは強い力を持つことで知られています。
どんな時に殺菌作用の効果がある?
殺菌作用のあるハーブは、体内の殺菌を行ったり病原体を防ぐなどして体を守ります。
口内炎やのどの痛みがある時に、殺菌作用や抗菌作用のあるハーブでうがいを行うと、口内の浄化ができます。殺菌作用を部屋などで活用したい時はアロマスプレーがおすすめ。
アロマスプレーには除菌作用のある無水エタノール(アルコール)が使われるため、ハーブが持つ殺菌作用との相乗効果が得られます。
ユーカリやティートリ―、タイムなど殺菌作用のある精油でスプレーを作ったり、芳香浴を行うことでお部屋の抗菌・殺菌に役立ちます。空気を浄化するため風邪や感染症の予防にも良いでしょう。
適応症状の一例
細菌・ウイルスによる炎症、傷口の消毒・感染症予防、風邪・感染症予防、空気の浄化など
抗菌や感染症予防に関わる作用
殺菌作用を持つハーブ
殺菌 | アイブライト、オレガノ、カイエンペッパー、カレンデュラ、キダチアロエ、クランベリー、クローブ、ショウガ(ジンジャー)、セージ、タイム、チェストベリー、バジル、パセリ、ビルベリー、マーシュマロウ(アルテア)、メドウスイート、ユーカリ、ラベンダー、レモングラス、ローズマリー |
ハーブの主な作用
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