興奮作用とは?|交感神経を活発化させて身体能力を上げる【メディカルハーブの働きと効果・効能】

興奮作用とは?|交感神経を活発化させて身体能力を上げる【メディカルハーブの働きと効果・効能】
目次

興奮作用とは

興奮作用とは交感神経に刺激を与え体を活動的にさせたり、脳を活発化させ気分を明るくさせる働きのことをいいます。

交感神経が活発化すると眠気が減るので、興奮作用のあるハーブで作ったハーブティーは眠気覚ましに活用できます。

交感神経と副交感神経

自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、相互に作用してバランスを保っています。

自律神経は内臓や血管の働きを調整して体内の環境を整える役割があるため、人の体調や感情と密接にかかわっています。

しかし、この交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、体に様々な不調が現れます。

  • 交感神経 … 活動している時・緊張時に働く。
  • 副交感神経 … 睡眠中などリラックスしている時に働く。

一般的には交感神経の強まりによる緊張やイライラ、不眠などのデメリットが良く取り上げられますが、適度な交感神経の刺激は積極的になる・頭の回転が良くなるなどのメリットがあります。

2つの神経をうまく使いこなすことが重要というワケですね。

興奮作用のある成分としては、コーヒーやマテ茶に含まれるカフェインなどが知られています。

どんな時に興奮作用の効果がある?

仕事中や学校で眠気がある時、気分をスッキリさせたい時に興奮作用のあるハーブを使うと良い効果が得られると考えられます。

「これから頑張らないといけないことがある」という時にハーブティーのブレンドなどに加えることができます。

ただし、過度に摂取すると交感神経の亢進により夜眠れなくなったり、頭痛や胃痛、不安感など副作用的な症状が現れるので注意が必要です。

緊張状態が続いていると感じる場合は興奮を鎮める鎮静作用のあるハーブを活用し、リラックス状態(副交感神経が優位)になるようにすると落ち着きを取り戻せます。

適応症状の一例

集中力を上げたい時、スポーツなど一時的に身体を強化したい時、眠気のある時など

興奮作用を持つハーブ

興奮マテ

ハーブは種類によって様々な特徴があります。本などで効果・効能をしっかり調べてから活用しましょう♪
妊娠中・授乳中、持病があり薬を常用している場合は、ハーブの使用に注意が必要になることがあります。

ハーブの主な作用

一覧はこちら

強壮作用強心作用通経作用
強肝作用発汗作用催乳作用
利胆作用利尿作用浄血作用
健胃作用緩下作用収れん作用
胆汁分泌促進作用鎮静作用抗菌・抗真菌・
抗ウイルス作用
消化機能促進作用興奮作用殺菌作用
駆風作用鎮痛作用忌避作用
去痰作用鎮痙作用免疫賦活作用
鎮咳作用抗酸化作用創傷治癒作用
粘膜保護作用ホルモン様作用消炎・抗炎症作用

参考文献

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