消炎作用・抗炎症作用とは?|炎症を鎮めて痛みや腫れを抑える【メディカルハーブの働きと効果・効能】

消炎作用・抗炎症作用とは?|炎症を鎮めて痛みや腫れを抑える【メディカルハーブの働きと効果・効能】
目次

消炎作用・抗炎症作用とは

消炎作用とは体内・対外の炎症を抑える働きのことで、痛みや腫れなどの状態を鎮める作用のことをいいます。

抗炎症作用も同様のニュアンスがあり、炎症を解消するため風邪などによる解熱の効果も持つとされます。

炎症は体が持つ防御システムの一種

炎症は体内に侵入した異物による刺激を抑制したり、組織の損傷を修復する際に起こる免疫系の防御システムの働きです。

異物の防御による炎症は数日間で収まることが多いとされますが、炎症の症状がつらいときには消炎・抗炎症作用のあるハーブを活用してみるとよいでしょう。

主に胃炎や腸炎といった消化器官の炎症や、扁桃炎や口内炎、歯肉炎など口やのどの炎症、皮膚炎などに用いられます。

あくまでセルフケアの一環なので、炎症の症状が重いときは医療機関で適切な治療を受けるようにしてください。

どんな時に消炎作用・抗炎症作用の効果がある?

消炎作用は文字通り炎症を消す作用です。炎症による痛みやかゆみなどの症状がある場合に、消炎作用のあるハーブティーを摂取するとよいでしょう。

口内炎など細菌による炎症であれば、消炎・抗炎症作用と同時に殺菌・抗菌作用のあるハーブを使うと口内環境を良くすることができます。

皮膚炎などがある場合は、外用でハーブの成分を抽出したティーやチンキを患部に塗ることで消炎・抗炎症作用を活用できます。

適応症状の一例

胃炎、腸炎、扁桃炎、口内炎、歯肉炎、皮膚炎(皮膚の化膿)、傷口の炎症など

痛みを抑える・回復させる作用

消炎作用を持つとされるハーブ

消炎アルニカエキナセアキダチアロエキャッツクロ―クリーバーズジャーマンカモミールスギナソウパルメットターメリックデビルズクローネトルフィーバーフューマルベリーヤローリコリス
抗炎症アイブライトエルダーフラワーカレンデュラクランベリークローブジャーマンカモミールターメリックバーベインフェヌグリークブラックコホシュフラックスシードペパーミントホーソンボリジマーシュマロウ(アルテア)マジョラムメドウスイートレッドクローバーレディスマントルレモンバーベナ

ハーブは種類によって様々な特徴があります。本などで効果・効能をしっかり調べてから活用しましょう♪
妊娠中・授乳中、持病があり薬を常用している場合は、ハーブの使用に注意が必要になることがあります。

ハーブの主な作用

一覧はこちら

強壮作用強心作用通経作用
強肝作用発汗作用催乳作用
利胆作用利尿作用浄血作用
健胃作用緩下作用収れん作用
胆汁分泌促進作用鎮静作用抗菌・抗真菌・
抗ウイルス作用
消化機能促進作用興奮作用殺菌作用
駆風作用鎮痛作用忌避作用
去痰作用鎮痙作用免疫賦活作用
鎮咳作用抗酸化作用創傷治癒作用
粘膜保護作用ホルモン様作用消炎・抗炎症作用

参考文献

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