目次
健胃作用とは
健胃作用とは、胃の健康状態を良くし働きを高める作用のことです。
胃は食べたものを消化するほか、食物についた細菌や病原因の殺菌、食べ物の温度調節を行う役割があります。
そのため、胃が不健康な状態だと消化不良以外でも様々な不調が起こることがあります。
また、胃は刺激のある食べ物やストレス、薬、アルコールなどによってダメージを受けやすい臓器でもあり、胃痛など何らかの症状が現れている場合は適切なケアが必要になってきます。
胃がうまく機能していないような気がするときは、ハーブティーなどで健胃作用のあるハーブを利用してみると良いかもしれませんね。
どんな時に健胃作用の効果がある?
健胃作用は主に消化不良や、胃痛など胃の不調を感じる時などに活用できます。
胃が弱い状態だと胃もたれが起きやすくなったり、食が細くなり栄養素が十分に摂れないなどの問題が起こりがちなので、胃の調子を整えたい時に健胃作用のあるハーブを使うとよいでしょう。
胃の不調は食生活の乱れやストレスが原因となることも多いため、まずは生活習慣を見直すことが重要といえます。
適応症状の一例
胃痛、胃炎、胃もたれ、胃の不調による吐き気、消化不良など
胃腸に関わりのある作用
健胃作用を持つとされるハーブ
健胃 | アロエ・ベラ、オレガノ、オレンジフラワー、オレンジピール、キダチアロエ、キャットニップ、コリアンダー、コルツフット、サフラン、サマーセイボリー、シナモン、ショウガ(ジンジャー)、ターメリック、パセリ、ハイビスカス、フェヌグリーク、フェンネル、ペッパー、ペパーミント、ホーソン、ホップ、レモングラス |
ハーブの主な作用
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