目次
催乳作用とは
催乳作用とは母乳の出を良くする働きのことで、体質的な理由で母乳の分泌が少ないときに催乳作用のあるハーブを利用するとお乳の出が良くなるといわれます。
母乳がうまく出ない時の原因として考えられること
授乳方法や回数に問題がないのに母乳がうまく出ない時の原因としては主に、出産時の出血による貧血状態や、乳腺の発育不全などの理由が考えられるそうです。
母乳は乳腺葉で血を原料にして作られるため、まずは鉄分などを摂取し栄養を得るのが大切ということですね。
また、授乳期は代謝が良くなり汗をかきやすくなるので、十分な水分も必要になってきます。
どんな時に催乳作用の効果がある?
催乳作用などを持ち女性ホルモンに働きかけるハーブなどを活用することで、母乳の出やすい体質を作る助けになります。
中でもラズベリーリーフはヨーロッパでは「安産のハーブ」と呼ばれており、妊娠後期から授乳期まで活用可能とされます。また、女性ホルモンに似た成分が含まれるフェンネルも、母乳の出を良くするハーブとして知られています。
催乳作用がなくても栄養価の高いハーブは母乳の質を良くします。マルベリーのように、ビタミンやミネラル(鉄分など)が多く含まれる種類を選ぶのも一つの方法ですね。
その他、出産後のホルモンバランスを整え、体の負担を減らするハーブとして、チェストベリーやレッドクローバーなどが挙げられます。
適応症状の一例
母乳の分泌が少ない、母乳の質を良くしたい時
ホルモンに関わりのある作用
催乳作用を持つとされるハーブ
ハーブの主な作用
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