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浄血作用とは
浄血作用とは、血液に含まれる汚れを取り除いてきれいな状態にする作用のことです。
血液は心臓で作られたのち、酸素・二酸化炭素など体の維持に必要な栄養素や全身に運ぶため、24時間体内で止まることなく流れています。
しかし、血液の中に脂質や糖質が多く含まれるようになったり、尿など排泄のため血液中に加わった老廃物がうまく外に出されないと、血液の汚れが生じます。
結果として糖尿病、高脂血症になるリスクが高まったり、心筋梗塞や心不全など血液系の疾患にかかりやすくなります。
血液のドロドロを避ける手助けとして、浄血作用のあるハーブを時々取り入れてみると良いかもしれません。
どんな時に浄血作用の効果がある?
浄血作用のあるハーブは、血中に含まれる老廃物の排出を促して血液をきれいにする効果があるため、体質改善に役に立ちます。
動脈硬化症、心筋梗塞、心臓発作、冷えなど血管系の症状に対する予防にも良いとされます。
普段の食べ物だけでなく暴飲暴食や睡眠不足、運動不足など生活習慣の乱れも血液の汚れの原因になります。
冷え性やシワ、くすみがある時は血液がドロドロ状態になっている可能性があるため、ライフスタイルを整えて血液をサラサラにすることを心がけると改善する可能性が高くなります。
適応症状の一例
体質改善、糖尿病・高脂血症・動脈硬化症・心筋梗塞・心臓発作・冷え症などの予防
浄血作用を持つとされるハーブ
ハーブの主な作用
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消化機能促進作用 | 興奮作用 | 殺菌作用 |
駆風作用 | 鎮痛作用 | 忌避作用 |
去痰作用 | 鎮痙作用 | 免疫賦活作用 |
鎮咳作用 | 抗酸化作用 | 創傷治癒作用 |
粘膜保護作用 | ホルモン様作用 | 消炎・抗炎症作用 |
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