目次
通経作用とは
通経作用とは女性の生理を促し、生理の周期を規則的にする働きのことです。
生理は通常28日ほどの周期繰り返され、卵胞期、排卵、黄体期、月経というサイクルを通じて赤ちゃんを作るための準備を行います。
妊娠するとその期間中は生理が来なくなりますが、特に妊娠していなくてもストレスや過労でホルモン分泌の乱れが生じると生理不順になることがあります。
また、更年期に差し掛かるにつれ、生理不順が生じやすくなるといわれます。これらの症状がある時に、通経作用のあるハーブが役に立つかもしれません。
どんな時に通経作用の効果がある?
通経作用を持つハーブは、主に生理の遅れを感じる時や、生理不順がある時にその状態を改善する効果があるといわれます。
通経作用のあるハーブはホルモンに働きかけるため、生理不順だけでなく同時に生理痛や月経前症候群(PMS)、更年期障害などの女性疾患を和らげる作用を持つことがあります。
ハーブの中ではアニスシード、フェンネル、ブラックコホシュ、レディスマントルなどに通経作用が含まれます。
また、クラリセージに含まれる精油成分のスクラレオールや、エストロゲンと似た働きをするフィトエストロゲンの一種で大豆に含まれるイソフラボンにも通経作用があるとされます。
適応症状の一例
生理不順、生理痛、月経前症候群(PMS)、更年期障害の諸症状など
ホルモンに関わりのある作用
通経作用を持つとされるハーブ
ハーブの主な作用
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強壮作用 | 強心作用 | 通経作用 |
強肝作用 | 発汗作用 | 催乳作用 |
利胆作用 | 利尿作用 | 浄血作用 |
健胃作用 | 緩下作用 | 収れん作用 |
胆汁分泌促進作用 | 鎮静作用 | 抗菌・抗真菌・ 抗ウイルス作用 |
消化機能促進作用 | 興奮作用 | 殺菌作用 |
駆風作用 | 鎮痛作用 | 忌避作用 |
去痰作用 | 鎮痙作用 | 免疫賦活作用 |
鎮咳作用 | 抗酸化作用 | 創傷治癒作用 |
粘膜保護作用 | ホルモン様作用 | 消炎・抗炎症作用 |
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