目次
忌避作用とは
忌避作用とは、植物が自らを食べられないように害虫や鳥が苦手な香りを発して、自分を守る働きのことです。
植物が香りを発する理由の1つともいわれます。
もともとは植物のための働きですが、人が忌避効果のあるハーブを玄関などに置くことで、家に虫が入ったりするのを避ける虫よけ効果につなげることができます。
自宅でハーブを育てるのが大変な場合は、乾燥させたドライのハーブも同様の効果があるとされるので、こちらを使うとよいでしょう。
害虫は一度家に入ってしまうと見つかりにくいことも多いため、「寄せ付けない・家に入れない」ことが大切です。
どんな時に忌避作用の効果がある?
忌避作用のあるハーブを自宅の庭に植えたり、ドアの前などにハーブの鉢を置いたりすると忌避効果が期待できます。
蚊やハエ対策には、外に出る前などに精油成分を活用したアロマスプレーを使うと手軽な虫よけになります。
蚊やハエ、アリ、ダニなど小さな虫から大きなものまで害虫は様々ですが、ハーブではレモングラスの虫よけ効果が良く知られています。特に、ゴキブリが嫌う香りを持つため、梅雨時期などにドライのハーブを玄関前に置くだけでも効果があります。
レモングラスに含まれる精油成分ののシトラールやシトロネラール、ペパーミントに含まれる成分のℓ-メントールなどに忌避作用が含まれるといわれ、精油のシトロネラも蚊よけの効果が確認されています。
適応症状の一例
虫よけ、防虫
忌避作用を持つハーブ
ハーブの主な作用
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健胃作用 | 緩下作用 | 収れん作用 |
胆汁分泌促進作用 | 鎮静作用 | 抗菌・抗真菌・ 抗ウイルス作用 |
消化機能促進作用 | 興奮作用 | 殺菌作用 |
駆風作用 | 鎮痛作用 | 忌避作用 |
去痰作用 | 鎮痙作用 | 免疫賦活作用 |
鎮咳作用 | 抗酸化作用 | 創傷治癒作用 |
粘膜保護作用 | ホルモン様作用 | 消炎・抗炎症作用 |
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