【二十四節気】大寒の基本|時期・季節の特徴について

【二十四節気】大寒の基本|時期・季節の特徴について
目次

大寒の時期はいつ頃?

【二十四節気】大寒の基本|時期・季節の特徴について

大寒は冬の節気のひとつで、1月20日~2月3日の節分までが大寒に当てはまります。

旧暦では最後に訪れる時候で、小寒に続き冬の寒さが厳しい時期とされます。

一方で「小寒の氷大寒に解く」という言葉があり、実は大寒の方が温かいというウワサも。冷気に隠れていますが、自然界では既に春の準備が始まっています。

次の節気が立春のため、立春前の18日間に当たる大寒は「冬の土用」期間でもあります。

水も氷になる凍てつく寒さ

蕗(フキ)の花が咲く時期です。フキの花はふきのとうと呼ばれ、葉よりも先に花が開き始めます。

川や湖の水が凍り、厚い氷となってあたりを覆います。水道の水も凍るので、この時期水抜きが欠かせない地域もありますね。

また、昔はこの時期に鶏が卵を産む季節とされていました。

大寒の七十二候

1月20日頃款冬華(ふきのはなさく)雪の下から芽を出したフキの花が咲き始める頃。寒さは厳しいですが、少しずつ春の準備が進められています。
1月25日頃水沢腹堅
(さわみずこおりつめる)
沢に厚い氷が張り詰める頃です。日本では最も寒い時期で、さらさらと流れる沢も凍てつきます。
1月30日頃鶏始乳
(にわとりはじめてとやにつく)
鶏が鶏舎で卵を産み始める頃です。昔は春ごろに卵の生産が行われていました。

大寒の行事・イベント

初地蔵1月24日
初天神1月25日
初不動1月28日
二日灸2月2日
節分2月3日
冬の土用明け2月3日頃
厄落とし2月3日

一年の最終日となる2月3日までに、その年の穢れをはらい身を清めておくことで、新年をつつがなく迎えることが出来ます。

節分には豆まきをして「恵方巻」を食べるのが習わしとなっていますね。

大寒の頃が旬の食材

【二十四節気】大寒の基本|時期・季節の特徴について
野菜ほうれん草、白菜、水菜、小松菜、春菊、大根、かぶ、にんじん、れんこん、山いも、芽キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、ごぼう
果物オレンジ、きんかん、はっさく、キウイフルーツ
魚・魚介類ブリ、マナガツオ、アマダイ、イワシ、ヒラメ、アンコウ、フグ、サケ、タラ、ワカサギ、エビ、ヤリイカ、カニ、牡蠣、シジミ、蛤(はまぐり)

大寒の頃に見かける動植物

【二十四節気】大寒の基本|時期・季節の特徴について
植物梅、蝋梅、福寿草、シクラメン、マンサク、パンジー、クリスマスローズ、ポインセチア、カランコエ、シンビジウム、プリムラ、マリーゴールド、カレンデュラなど
動物ニホンザル、エゾリス、エゾユキウサギ、エゾモモンガ、シマエナガ、オオハクチョウ、シラサギ、マナヅル、タンチョウなど

寒さの中、梅の花が咲き始めます。梅は「早春」の花で、人に春を告げる植物。

蝋梅はウメの仲間ではなく、ロウバイ科の黄色い花を咲かせる樹木です。

大寒の季語・挨拶

大寒の頃の季語

時候晩冬、冬深し、冬尽く、寒の内、寒土用、厳寒、しばれる、春近し、春隣
天文雨氷、風花、氷晶、樹氷、吹雪、ダイヤモンドダスト、しまき、雪晴、寒晴、雪時雨、霧氷
地理寒の水、氷、氷橋、氷海、氷湖、氷柱、凍滝、御神渡、波の花
生活厄払、氷餅作る、寒稽古、すが漏り、吹雪倒れ、雪兎、霜焼、蒟蒻氷らす、寒梅、冬桜、春支度

冬の暮れなので「冬尽く」や「春隣」が季語になります。

小雪と同じく氷や雪に関わる言葉がたくさんあります。

御神渡しは冬の諏訪湖で見られる自然現象。湖が凍り氷の堤ができ、それが神が渡った後のように見えるため御神渡しと呼ばれます。

この時期に使いたい挨拶文の書き出し

  • 晩冬の折、春の温かさが待ち遠しい季節ですが、皆様におかれましては清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 酷寒が続き冬の深まりを感じる頃、つつがなくお過ごしでしょうか。
  • 大寒の候、一段と寒さが増しましたが、ご健勝のことと存じます。

雪が深く水が凍りつく頃なので、時候のあいさつでもよく冬の厳しさが述べられます。

雪や寒さの程度は住んでいる場所にもよるので、晩冬や暮冬のほか、節句をそのまま使って「大雪の候」と書くと無難に収まります。

大寒の挨拶に使いたいキーワード
  • 晩冬の候
  • 暮冬の候
  • 厳寒の候
  • 厳冬の候
  • 大寒の候
  • 酷寒の候
  • 極寒の候
  • 寒冷の候
  • 三寒四温の候

「~の候」以外にも「~の折」や「~のみぎり」といった言葉を使うと、後に続く言葉がスムーズです。

まとめ

大寒は二十四節気の最後に巡ってくる時候で、1月20日~2月3日までが大寒の時期となります。

太陽のエネルギーが届きにくい時期なので、体が冷え縮こまりやすい頃です。

身体が冷えると体内の熱を逃さないよう、身体は緊張状態(交感神経優位の状態)になるため、疲れやすさや寝つきの悪さを感じるようになります。

天気の良い日には、朝から太陽の光を浴びるのがおすすめ。

太陽の光を浴びると朝の眠気が晴れるだけでなく、眠気を誘発するメラトニンの分泌が行われ、夜眠りにつきやすくなります。

二十四節気ごとのリンク

立春立夏立秋立冬
雨水小満処暑小雪
啓蟄芒種白露大雪
春分夏至秋分冬至
清明小暑寒露小寒
穀雨大暑霜降大寒

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