ハーブティーをブレンドする方法・コツ|ブレンドのメリット、ハーブの割合について詳しく解説

ハーブティーをブレンドする方法・コツ|ブレンドのメリット、ハーブの割合について

いつものハーブティーをもっと好みの味・香りに変えたい、ハーブが持つ薬効を上手に利用したいという時には自分でブレンドハーブティーを作るのがおすすめ。

ハーブ専門などでよく販売されているブレンドハーブティーですが、ハーブの特徴や組み合わせを覚えて練習すれば誰でも作れるようになります。自分の体調を整えるハーブティーを作って日々の健康に役立ててみましょう。

目次

ハーブティーをブレンドするメリット

ハーブティーをブレンドするメリット
  1. 複数ブレンドすることで相乗効果が得られる
  2. ブレンドすると飲みやすくなる
  3. 風味・香りが豊かになる

①複数ブレンドすることで相乗効果が得られる

すべて同じハーブを使用して「シングルティー」で飲用むこともできますが、ハーブティーはシングルで飲むよりもブレンドして飲んだ方がよいといわれています。

これは複数のハーブをブレンドすることでハーブの薬効効果が相乗効果(シナジー効果)を生み出し、より薬効の質が高くなることがあるためです。

②ブレンドすると飲みやすくなる

シングルだと飲みにくい味・香りのハーブも、いい香りのあるハーブを同時にブレンドすると飲みやすくなるという利点があります。自分の好みに合わせて味・香りを変えられるので、おいしく飲めるようになります。

③風味・香りが豊かになる

ハーブティーは1種類で作るよりも、複数で作ったほうが香りが豊かになります。ハーブティーはハーブの葉や部分を使う場合が多いので、シングルだと草っぽい味のものが多いです。

香りが気になるときは、好みに合わせてリンゴ系、レモン系、甘味径、ミント系、フローラル系などのハーブを足すと味に変化が出てきます。

ハーブティーをブレンドする手順

ハーブティーをブレンドする手順

ブレンドハーブティーの作り方自体は、基本的にシングルハーブティーと同じです。

数種類のハーブを準備し、必要量を計量したらポットに入れて熱湯を注ぐだけなので、手軽に作れます。

ハーブティーの作り方(ドライの場合)
  1. 清潔な状態のティーポットを選ぶ。
  2. 1人分の分量180㏄~200㏄のお湯を準備する。
  3. 準備している間にポットにドライハーブを入れる。
  4. ポットにお湯を入れたらすぐに蓋をして軽くゆすぐ。
  5. 3分~5分くらい待つ。
  6. カップにハーブティーを注ぐ。ポットから出すときはすべて出し切るようにする。

ブレンドの割合は?

180cc~200cc(1人前)のお湯に対して、ティースプーン山盛り2~3杯くらいのハーブを入れます。

ティースプーン1杯は1g~1.5gくらいなので、3種類のハーブを3gでブレンドする場合であれば、1:1:1の割合で簡単にブレンドが作れます。

割合をもう少し細かくしたい場合は、0.5くらいの差分で組み合わせを考えていくと、1.5:0.5:1 = 3杯のようにブレンドできます。

ティースプーンでの計量はどうしてもおおざっぱになりがちなので、電子のはかりがある場合はそちらを使うと良いでしょう。

ハーブティーを作るのに厳密なルールはないので3杯にこだわる必要はありません。

ただ、ハーブティーの味が濃すぎると薬理作用が強くなり体に悪い影響が出ることもあるので、味が濃くなりすぎないように注意してください。

ブレンドハーブティーがうまく作れるようになる方法

ハーブティーのブレンドが上達する方法をステップ式で解説していきます。

STEP
まずは単品のハーブティーを作って味・香りをチェック

できれば初めは1種類のハーブでシングルティーを作り、それぞれの風味を確認するのがおすすめです。「これは好きな香り」「これはちょっと飲みにくい」など、チェックした後に感想をメモなどで残しておくと、後でブレンドするときに味のイメージが付きやすくなります。

STEP
ハーブの薬効を調べて、組み合わせを考える

ハーブが持つ栄養素や植物成分は人の身体にうれしい影響をもたらします。消化促進、血行促進、リラックス、抗菌などハーブによってその特徴は様々です。

組み合わせを考えるのが難しく感じる時は、「ローズヒップ+ハイビスカス」「パッションフラワー+バレリアン」など定番の組み合わせを試してみると、少しずつハーブごとの特徴を覚えられます。

STEP
初めは2~3種類のブレンドを行う

多種類のブレンドは難しいので、初めは2~3種類くらいからブレンドするのがおすすめです。相乗効果のパターンも覚えられるので、組み合わせを楽しみながらハーブティーが作れます。

リラックス効果があり不眠に良いとされる「鎮静作用」のあるハーブと、眠気覚ましの効果があるカフェインが含まれる「興奮作用」のあるハーブなど、作用が相反するハーブを組み合わせるのは避けた方が良いでしょう。

STEP
慣れてきたら4種類以上のブレンドや、オリジナルブレンドに挑戦

味や香り、ハーブの特徴を覚えてきたら、レベルアップを目指して多種類のブレンドを作ってみるのもいいですね。

その人の体調や体質によって必要な成分は異なってくるので、ハーブの組み合わせに絶対的な正解はありません。主に活用したい作用をメインにおくと組み合わせやすいです。

おすすめブレンド一例

ハーブティーをブレンドする方法・コツ|ブレンドのメリット、ハーブの割合について

不眠

バレリアン:1杯 
パッションフラワー:2杯

不安・緊張が原因の不眠によく効くブレンド。パッションフラワーとバレリアンどちらも自律神経の興奮を鎮める鎮静作用があり、特にバレリアンは安眠効果が高いです。

リラックス

ジャーマンカモミール:1.5杯、
レモンバーム:0.5杯
リンデン:1杯

いずれも鎮静作用があり、緊張や不安を落ち着かせ気分をリラックスさせたい時に役立つブレンド。リンデンにも甘い風味がありマイルドな味わいです。ラベンダーを加えても良いでしょう。

疲労回復

ローズヒップ:1杯
ハイビスカス:1.5杯
レモンバーム:0.5杯

ビタミンCが豊富なローズヒップと、エネルギー代謝時に役立つクエン酸を多く含むハイビスカスの組み合わせ。ハイビスカスは酸味が強いので、レモン系のハーブを入れるとおいしくなります。

胃腸の不調

ジャーマンカモミール:1杯
フェンネル:1杯
ペパーミント:1杯

胃炎や胃けいれんを鎮めるジャーマンカモミールと、消化促進作用と駆風作用のあるフェンネル、気分をスッキリさせるペパーミントの組み合わせ。胃もたれなどの症状や腸内ガスが溜まる時に。

便秘

ダンディライオン:1杯
フェンネル:1杯
ローズヒップ:1杯

ダンディライオンとローズヒップは緩下作用があり、便秘の改善に役立ちます。フェンネルには胃腸を刺激する作用があり、便秘に伴う腸内ガスを解消させる働きがあります。

肌の不調

ダンディライオン:1杯
ローズヒップ:1杯
エルダーフラワー1杯

緩下作用のあるダンディライオンと、利尿作用のあるエルダーフラワーで体内の毒素を排出します。ローズヒップに多く含まれるビタミンCは、肌のターンオーバーを助けてくれます。抗酸化作用のあるハーブや、保湿・美白などに効果のあるハーブなどを加えることもできます。

まとめ

単品のハーブだけだと飲みにくい場合も、ブレンドをすると飲みやすくなります。

苦いハーブや酸っぱいハーブは、清涼感のあるハーブや甘味のあるハーブで風味をアレンジしちゃいましょう。牛乳やハチミツ、シロップなどを加えるのもおすすめです。

今回はブレンドの方法やレシピも記載したので、ブレンドを行う際に、何かヒントになればと思います。

おさらい
  • ブレンドすると複数の薬効が得られる
  • ブレンドすると香りが良くなり、飲みやすくなる
  • 分量はティースプーン山盛り2~3杯くらいを目安にする
  • 練習するうちに上手になる

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