アロマバス|簡単な作り方と入浴法の種類・おすすめ精油について アロマオイルで香りとリラックス効果を加える

目次

アロマバスとは?

アロマバスは植物から取れた精油(エッセンシャルオイル)をお風呂のお湯に加えて、いつものお風呂に癒し効果をプラスする方法です。

湯気と一緒に香りが漂い、鼻や皮膚を通じて脳に心地よいリラックス効果を与えます。

精油に含まれる香り成分には種類によって保湿や血行促進、殺菌効果など様々な効能があり、「お風呂に精油+基材を加えるだけ」という手軽さも人気の理由。

ローズなどフローラル系の精油を入れれば華やかな気持ちになりますし、レモンなど柑橘系の精油を入れれば爽やかな香りでリフレッシュできます。

入浴法の種類

全身浴

全身の疲労回復、肩こり、血行や代謝の改善に。

肩までゆったりつかる方法で、全身の疲労回復・スキンケア等アロマバスのメリットを最大限に活用できる。

半身浴

全身の疲労回復、肩こり、血行や代謝の改善に。

浴槽に少な目のお湯を入れて、みぞおちあたりまでつかる方法。全身浴と比較すると心臓など体への負担が軽く、長時間の入浴に最適です。

手浴

手の疲れ、血行や代謝の改善、冷えがあるときなど。

精油を入れたお湯に手だけを付ける方法で、指先の冷えや疲れをとるのに役立ちます。

足浴

足の疲れ、血行や代謝の改善、冷えがあるときなど。

精油を入れたお湯に足だけを付ける方法で、足のむくみを解消し、疲労回復や冷え性の改善に役立ちます。

アロマバスの実践方法

アロマバスは沸かしたお風呂のお湯に精油+基材を加え、かき混ぜるだけなのでとっても簡単に作れます!

ハーバルバスだと成分を抽出させる手間がかかりますが、精油は既に揮発性の成分が凝縮されているので抽出時間は必要ありません。

ただし、入れすぎると香りが強すぎたり、肌への刺激が起こる可能性があるため、初めて使う精油は湯船に少量ずつ加えて、香り・皮膚への刺激をチェックするのがおすすめです。

精油の分量の目安
  • 全身浴… 1~5滴
  • 半身浴… 1~3滴
  • 手浴法・足浴法… 1~3滴

精油は湯船に直接入れない方が良い

精油は脂溶性で水(お湯)に溶けない性質を持つため、そのまま入れると肌に刺激を与えたり、肌トラブルを起こす可能性があります。

そのため、精油は直接湯船に入れるのではなく、植物油(オイル)や牛乳、ハチミツなど油分を含む基材と混ぜてから湯船に入れた方が肌への刺激が穏やかになります。

植物油、牛乳、ハチミツいずれも肌の保湿に役立つ働きがあります。

バスオイルやバスソルトに精油を加えてもOK

岩塩などの自然塩やオイルを風呂に加える際、精油を数滴垂らすことで香りづけができます。

自然塩やオイルがもともと持っている効果・効能に加えて、精油の働きも得られるのでW効果が期待できます。

バスオイルを作る時の材料:植物油…5ml、精油…3~5滴
バスソルト作る時の材料:自然塩…40g、精油…3~5滴

肌への刺激を避けるため、バスソルトには植物油などを少量加えるのがおすすめです。

全身浴・半身浴のやり方

アロマバス|簡単な作り方と入浴法の種類・おすすめ精油について

全身浴の行い方

必要な道具・材料

  • 好きな精油 … 1~5滴
  • 基材(植物油(オイル)や牛乳、ハチミツなど) … 10mlくらい
  • バスタブに加えるお湯 … 肩に浸かるくらいの量

作り方・行い方

  1. バスタブにお湯を沸かす
  2. 精油と基材を混ぜてからバスタブに入れる
  3. お湯をかき混ぜてから入浴する

お風呂といえば全身浴といえそうなくらいスタンダードな方法。肩までゆっくり浸かり、全身の疲労回復や筋肉痛を改善させたい場合は一番おすすめです。

アロマバスを作る時は、しっかり成分を肌に浸透させるため、ぬるめの38℃~40℃くらいのお湯で長めに入浴するのが良いとされています。

温かいお湯で全身の身体がほぐれるので、肩など上半身の痛みがある時には有効です。

半身浴の行い方

お湯をバスタブの半量沸かして、みぞおちあたりまで浸かる方法です。精油は1~3滴に調整します。

肺や心臓に負担がかからないので、高血圧などが気になる場合はこちらを活用してください。

基本的な効果は全身浸浴と同じですが、全身浴に比べると負担が少なく、汗をかきやすいのが特徴。血行促進効果で、ゆっくり体の中の老廃物を排出させることができます。

冬など浴室が冷えやすい時期は、肩からタオルをかけるなどして上半身が冷えないようにします。

部分浴のやり方

洗面器などのボウルにお湯と精油を入れ、手や足だけを浸す方法です。

温浴により末端の血管が温められるので、指先の冷えや疲れが気になる時、むくみなどがある時の手軽な解消法としても便利。風邪などでお風呂に入れない時の肌ケアにもおすすめです。

かかとや指先が乾燥でガサガサするするときなどは、保湿効果のある精油を活用することで改善に役立てることができます。

部分浴の場合、他の入浴法よりもお湯が冷めるまでのスピードが速くなります。そのため、やや高めの温度にするか、冷めてきたらお湯を加えて温かさを調整します。

手浴法の行い方

必要な道具・材料

  • 洗面器
  • 好きな精油 … 1~3滴
  • 熱湯 … 2ℓ~3ℓ(容器の大きさで調整してください)
  • 水 … 適量

作り方・行い方

  1. 洗面器にハーブを入れ、5分以上抽出します。
  2. 水を加えてお湯を適温に調節します。
  3. 両方の手首から先を5分ほど浸します。
  4. 冷めてきたらお湯を加えてください。

足浴法の行い方

必要な道具・材料

  • バケツなど底の深い容器
  • 好きなハーブ … 5gほど
  • 熱湯 … くるぶしより上まで浸かる量

作り方・行い方

  1. 両足が入る大きさのがバケツに、ハーブ・スパイスを入れて熱湯を注ぎ5分ほど抽出します。
  2. 水を加えてお湯を適温に調節します。
  3. 椅子に座って、くるぶしの少し上まで両足を入れます。5分ほどは浸すようにします。
  4. 冷めてきたらお湯を加えてください。

そのまま入れることもできますが、ハーブが肌に触れ、気になる場合はざるなどでこしてから部分入浴します。

アロマバスを実践する前に(注意点)

  • 精油を入れた後は、湯を良くかき混ぜてから入浴するようにします。
  • 精油を入れすぎると肌に刺激を感じることがあるため、適量を加えてください。
  • 妊娠中・授乳中、病気がある時、高齢者などは使用量や禁忌に注意が必要です。
  • 妊娠初期は精油の使用を避けるようにしてください。
  • 子供に使う時は精油を少なめにし、半量にするなど調整します。
  • 1歳未満の乳幼児には精油を使用しないでください。

アロマバスにおすすめの精油

ペパーミントの精油など肌への刺激が指摘されている精油などを避ければ、割と様々な精油が利用できます。

精油は種類が多いですが、使いやすいものをいくつか挙げてみます。

ローズマリー:血行促進効果があるため筋肉痛や関節痛、疲労回復、冷え性などに活用できます。
ジンジャー:葛根湯などで知られるショウガのことですね。身体を温める働きがあり冷え性に有効です。また、冷えからくる不調(肩こり、腰痛、指先の痛み)などの緩和も期待できます。
ジュニパーベリー:むくみ、デトックス、冷え対策などに効果的。お風呂上がりのトリートメントにもおすすめです。
フランキンセンス:乾燥肌や肌荒れによく、皮膚のトラブルに効果的な精油の1つ。ストレスの緩和にも効果があるとされます。
ラベンダー:華やかな香りにはリラックス効果があり、緊張感を和らげて不眠や不安感、頭痛、腹痛などを改善します。緊張がほぐれると血管の収縮が収まるため、血行促進にも良いとされます。
ユーカリ:抗菌力が強く、風邪・感染症予防に役立ちます。すっきりとした香りでリフレッシュ効果もあります。

アロマバスの効能

  1. 入浴後も熱を体の外に出さない
  2. 肌の状態を整え、ニキビやあせもを防ぐ

①温浴効果+リラックス効果が得られる

普通にお風呂に入るだけでも体が温まり血行が良くなる、筋肉痛が改善するなどのうれしい効果が得られますが、精油を加えると香りの働きでリラックス効果がプラスされます。

また、皮膚の温度が上がると、肌から精油を吸収しやすくなります。

②肌の状態を整え、ニキビやあせもを防ぐ

精油には種類によって保湿、抗菌、肌の調子を整える働きをします。抗菌効果のある精油を用いればニキビやあせも、感染症などの予防に役立ちます。

アロマバスとハーバルバスの違い

アロマバスとよく似た製剤にハーバルバスがありますが、こちらもアロマバスとと同じく植物の有効成分を肌から浸透させます。

ハーバルバスとアロマバスの違いは、精油に含まれる揮発性の成分を利用するのに対し、ハーバルバスではハーブに含まれる水溶性の成分を利用するという点です。

香りを持つ揮発性の成分は肌から浸透するだけでなく、鼻から直接脳に働きかけてリラックス効果をもたらします。

ハーブにも種類ごとに様々な揮発性成分が含まれていますが、成分が凝縮されている精油の方が少量で強い効果を得られます。

参考文献

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