ハーブで作るパック剤(パウダー)・ゴマージュ|作り方とおすすめハーブ・アロマ 肌トラブル対策や美肌、保湿に効果的

ハーブで作るパック剤(パウダー)・ゴマージュ|作り方とおすすめハーブ・アロマ
目次

パック剤(パウダー)とは?

ハーブで作るパック剤(パウダー)・ゴマージュ|作り方とおすすめハーブ・アロマ

ハーブ剤型の「パック剤」とは、洗浄作用・収れん作用のあるクレイとハーブの粉末、水を組み合わせて作るスキンケア用品のことをいいます。

クレイとは粘土(鉱物)の一種で、水を加えると肌汚れを落として引き締める効果が現れますそのため、各種クレイは洗顔料・クレンジングとして用いられています。

このクレイに粉末にしたドライハーブを加えて混ぜ、皮膚に塗ったものがハーブのパック剤。皮膚の汚れや老廃物がクレイに吸着し、完全に乾く前にぬるま湯で洗い落とすときれいに洗い流されます。

クレイは単品でも使用できますが、ハーブを加えることで有効成分が加わり保湿や美白などの効果を高めることができます。

夜にパックすると朝方肌の調子が良くなるので、ハーブティー用のハーブでも残っているものがあれば活用してみるのがおすすめです。

パック剤・ゴマージュを作る前に(注意点)

  • ハーブを粉末にすると非常に酸化しやすくなります。そのため作り置きは避け、使用する直前に粉末状にします。
  • パック剤は目や口回りなど敏感な部分を避けて塗ります。
  • 長時間パックすると肌を痛める原因になることがあります。
  • 傷がある時は刺激を与えてしまうことがあるため、使用は避けましょう。

パック剤の作り方

ハーブで作るパック剤(パウダー)・ゴマージュ|作り方とおすすめハーブ・アロマ

顔や肌の気になる部分に塗ってみましょう。余ったハーブのパウダーは料理に振りかけたり、そのままハーブティーなどの飲料に入れることもできます。

必要な道具・材料

  • フードミル・乳鉢などハーブを細かく砕く道具
  • 茶こし
  • ボウル
  • スプーンやへらなど混ぜる時に使うもの

材料(1回分)

  • クレイ … 5gほど
  • 好みのハーブ … 5g
  • 精製水または芳香蒸留水 … 10ml

精油を入れる場合は1滴たらします。精製水がない場合は普通の水でも使えます。

作り方

  1. フードミルで必要量のハーブを粉末にし、茶こしを使ってふるいます。
  2. クレイと粉末のハーブを合わせます。
  3. 精製水や精油を加えて練り合わせます。
  4. 顔面にパックし、パック剤が完全に乾く前に洗顔してきれいに落とします。

ポイント

パック剤の粘度は水の量で調節できます。また、保湿効果を高めるために少量のグリセリンを加えることもできます。使用頻度は週1~2回くらいにします。

ローズウォーターなど、芳香蒸留水を加えてもOK。

ゴマージュとは?

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ゴマージュは「削除・消去」の意味を持つ角質ケア方法のひとつで、クリームやジェルを肌に塗り、指や手のひらでなでるように刺激を与えて汚れを落とします。

角質ケアのピーリングや、スクラブでは薬剤や化学成分、粒子が用いられますが、ゴマージュはハーブや植物の種子・殻など自然由来の植物を使うため、より体に優しいのが特徴です。

肌表面にある角質やくすみを落とすため、美白効果が期待できます。シミの改善、肌荒れ、保湿など目的別にハーブを使い分けることでより効果的にスキンケアできます。

顔だけでなく、肘やかかとなど肌が荒れやすい箇所にも使用できるので、肌の負担が少ないケアを行いたい時にも良いかと思います。

ハーブを使ったゴマージュの作り方

必要な道具・材料

  • フードミル・乳鉢などハーブを細かく砕く道具
  • 茶こし
  • ボウル
  • スプーンやへらなど混ぜる時に使うもの

材料(1回分)

  • 好きなハーブパウダー … 5~10g
  • 水またはハーブティー … 30ml

例えば肌荒れに、皮膚や粘膜の修復や保護を行うカレンデュラのパウダーと、消炎作用のあるジャーマンカモミールのティーを組み合わせたりすることができます。

水・ハーブティーの代わりに、オイルやハチミツなどを使ってもOK。どちらも保湿効果がありまます。

作り方

  1. フードミルや乳鉢でハーブを粉末にします。
  2. 茶こしを使ってふるいます。
  3. 粉末にしたハーブに水またはハーブティーを少しずつ加えて、よく練り合わせます。
  4. ③をひじや顔に塗って、手のひらで軽く押し当てます。
  5. 乾きすぎないうちに、きれいに洗い流します。

ポイント

肌を強くこすると摩擦で肌が痛むので注意が必要です。ゴマージュを肌に塗った後は、もんだり、手を押したり離したりして成分を浸透させましょう。

使用頻度は週1~2回くらいにします。敏感肌の人は1週間に1回以下の回数で行うようにしてください。

パック剤・クレイにおすすめのハーブ

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肌を保護し毛穴を引き締める成分・タンニンが含まれるハーブなどが活用しやすいです。また、ウスベニアオイなどに含まれる粘液質は、肌を滑らかにして保護するため美肌効果があります。

肌トラブルにおすすめのハーブ

ジャーマンカモミール

肌の炎症を抑えて、ニキビやかゆみなどの症状を鎮める働きがあります。皮膚の組織再生を促す作用もあり、肌トラブルに使いやすいハーブです。

ダンディライオン

毒素を排出させる作用があり、ニキビがある時などに使えます。軟膏やクリームなどに使われておりデトックスにも効果的。

ネトル

ミネラル・ビタミンが豊富で血液の浄化や貧血予防によいとされます。カルシウムや鉄分が含まれるため、肌の健やかさを保つのに役立ちます。

美肌効果のあるハーブ

マルベリー

ミネラルが豊富で美白効果のあるハーブとして知られています。鉄分が含まれるので貧血予防にもおすすめです。

ハイビスカス

クエン酸、ハイビスカス酸・リンゴ酸などの植物酸が新陳代謝を助けるため、美肌に効果的なハーブです。

ローズヒップ

血管の強化、抗酸化効果を持つビタミンCが豊富なハーブ。ビタミンCはメラニン色素が増えるのを抑えるので、しみやしわの増加を抑える効果が期待できます。

保湿に効果的なハーブ

リンデン

保湿効果があるのでパック剤と相性が良いです。甘い香りがあり、鎮静作用で心身をリラックスせせる作用もあります。緊張がほぐれるため血行促進にも効果が期待できます。

ウスベニアオイ

粘液質が豊富で肌や粘膜の保護に役立つ。肌が乾燥気味の時などに使うと水分を蓄えて肌の乾燥を防いでくれます。葉にはタンニンが含まれるため、肌の引き締めにもよいでしょう。

エルダーフラワー

アレルギー症状にうれしい効果があるハーブ。粘液質が含まれるので肌の保護にも有効です。ハーブティーで飲むと、利尿作用で余分な水分や毒素のデトックスができます。

参考文献

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