ハーブの成分を使ったアイパック・フェイシャルマスクの作り方|眼精疲労や目のかすみに効果的!

ハーブの成分を使ったアイパック・フェイシャルマスクの作り方|眼精疲労や目のかすみに効果的!
目次

ハーブ成分を使用したフェイシャルマスクとは?

ハーブの成分を使ったアイパック・フェイシャルマスクの作り方|眼精疲労や目のかすみに効果的!

ハーブの成分を使った「フェイシャルマスク」とは、ハーブティーに市販のフェイシャルマスクシートなどを浸して作る肌ケア方法のことをいいます。

ハーブを抽出した液(ハーブティー)を使うという違いはありますが、基本的な使い方はよく見かける保湿用のフェイスマスクと同じ。肌に直接シートを乗せてしばらく置くするだけで、ハーブの成分が肌に浸透します。

使用するハーブごとに様々な特徴があるので、その効能を活かして肌の乾燥や肌荒れ、ニキビ予防、日焼けのケアなどに役立ててみましょう。

肌の乾燥には温かいマスク、日焼けのケアには冷たいマスクが適しています。

フェイシャルマスクを行う前に(注意点)

  • フェイシャルマスクは洗顔をしてから行うようにします。
  • 温湿布のフェイシャルマスクをするときは、やけどに注意します。
  • 使用は週に1~2回にとどめ、肌を休ませまます。

フェイシャルマスクの作り方

必要な道具

  • 洗顔気またはボウル
  • フェイシャルマスクシート
  • 小さめのボウルまたはカップ
  • 茶こし
  • 好きなハーブ … 5g
  • 熱湯 … 200ml

作り方

  1. 細かくしたハーブを鍋に入れ、熱湯を注いで5分間抽出する。
  2. 茶こしを使ってこしながらボウルに注ぎます。(冷湿布の場合は冷蔵庫で冷ます)
  3. 適温になるまで冷まします。
  4. フェイシャルマスクシートに抽出した液を含ませて、軽く絞ります。
  5. 10分間パックします。

ポイント

温湿布はだんだん冷えてきますが、温かい場所で行ったり、マスクの上にタオルをかけることで急激な冷えを避けられます。

フェイシャルマスクにおすすめのハーブ

unsplash/sharon-mccutcheon-Qj1Gxj8yH_c
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リンデン保湿効果があり、肌に潤いをもたらします。パック剤に良く使われるハーブです。
ウスベニアオイ粘液質が豊富で皮膚や粘膜の細胞を保護してくれます。水分を蓄えるので保湿効果もあります。
エルダーフラワー抗炎症作用があり、アレルギー症状による湿疹などがある時に使われます。
ハイビスカスローズヒップと組み合わせると、ビタミンC+クエン酸の相乗効果で肌のターンオーバーを助けてくれます。
ネトル血を浄化してアレルギー体質を改善させる効果があるといわれます。吹き出物などがある時に、殺菌効果のあるハーブと一緒に利用するとよいでしょう。
ローズヒップビタミンCが豊富で「ビタミンCの爆弾」といわれるハーブです。美容効果が高く肌を美しく保ちたい人におすすめです。
マルベリー美白効果があるといわれるハーブです。パック剤の他、粉末にしたものをクレイに加えて肌の汚れを落とすときにも使われます。
ジャーマンカモミール抗炎症作用があるのでニキビのほか、かゆみを感じる時に活用できます。
ダンディライオン抗炎症作用があるのでニキビ肌におすすめ。ハーブティーでは緩下作用があり、体の毒素を排出するのに効果があるハーブです。
ラベンダー殺菌・抗菌が高く、肌の状態を清潔に保ちます。ニキビがあるときななどにおすすめ。香りが良く心を落ち着かせるリラックス効果もあります。
セージこちらも殺菌・抗菌が高いハーブです。ニキビがあるときななどにおすすめ。

アイパックとは?

ハーブの成分を使ったアイマスク・フェイシャルマスクの作り方|眼精疲労や目のかすみに効果的!

ハーブを使ったアイパックはフェイシャルマスクと同じく、ハーブティーに目が覆えるくらいの大きさをしたコットンを浸して作ります。

ハーブを使用したアイパックを作るときは、基本的に冷たいアイパックを作ります。神経を冷やすことで、感覚を鈍らせ痛みをやわらげる効果が現れます。

眼精疲労や充血などの症状があるときにセルフケアができます。目の周りの筋肉が痛む場合も効果的です。

必要な道具・材料

  • 洗顔気またはボウル
  • カット綿(コットン)
  • カップ、茶こし
  • 浸出液(ハーブティー)

冷たい浸出液の作り方

暖かい浸出液を作る時は、ポットに180mlほどのお湯と3gほどのハーブを入れれば簡単に浸出液が作れます。

冷たい浸出液を作る際は以下のように作ります。

材料の一例:水 180ml、ハーブ 3g

  1. 鍋に水を入れ、沸騰させます。
  2. 火を止めてから、細かくしたハーブを入れます。
  3. 蓋をして湯が冷めるまで抽出します。(10分)
  4. ざるを使って漉しボウルなどに入れ、冷蔵庫で冷やします。

アイパックの作り方

アイパックの作り方

  1. 冷やした抽出液にカット綿を浸して軽く絞ります。
  2. 目を閉じてまぶたにカット綿を載せます。
  3. カット綿の上から指で軽く圧迫します。
  4. 5分ほど経ったら取るか、取り替えます。

ポイント

筋肉痛がある時には暖かいハーブティー(温浸剤)を使ったアイパックの方が効果的です。ローズマリーなど血行促進効果のあるハーブを使うと血の巡りが良くなり、痛みが少なくなります。

アイパックにおすすめのハーブ

アイブライト目のトラブルに定番のハーブ。眼精疲労や充血などあらゆる目のトラブルに良いとされています。
ローズマリー血行を良くして体を温める効果があるので、目の周りの筋肉が痛いときに使うと痛みが和らぎます。抗菌作用もあり、目周りの殺菌にも役立ちます。
ジャーマンカモミール抗炎症作用や鎮静作用があり、目のかゆみや筋肉の緊張を緩和させます。
ラベンダーラベンダーの香りには、緊張状態の神経を和らげて心身をリラックスさせる効果があります。目の周りにある筋肉の緊張をほぐして痛みを抑えてくれます。

ウスベニアオイやハイビスカスは目の網膜にある細胞を助けるアントシアニンが含まれるため、ハーブティーで飲むと眼精疲労が緩和しやすいです。

実際に飲んでみたことがありますが、目のかすみや腫れた感じが無くなり目へのダメージも減ったように感じました。

参考文献

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