以前にハーブティーの作り方という記事を書いたので、以前に自分で実践したときの記録も載せます。
ハーブティーの作り方は人によって少しづつ違うところもあると思いますが、「こんな感じで作っています」ということで参考になればと思います。
ハーブティーの作り方
ハーブティーを作る時に必要なもの
最低限必要な道具はティーポット、ティーカップ、ティースプーン、ハーブの仮置き皿、計量カップ、電気ケトルややかんです。あれば茶こし、タイマーも準備すると便利です。
上の画像には映っていないものもありますが、水、水を沸騰させるための道具(電気ケトルややかん)、熱湯の分量を量るための計量カップも必須になってきます。
用意したハーブ
今回用意したハーブは、写真右からヒース・リンデン・カレンデュラの3種類です。
美肌・保湿・デトックスを目的にそろえてみました。
ヒース:美白・美肌効果があるハーブとして知られている。解毒作用や利尿作用もあるとされ、デトックスに良い。イギリスやアイルランドのヒース畑は有名。
リンデン:保湿に良いとされるハーブ。リンデンに含まれる精油には甘い香りがあり、風邪予防のほか、不安・緊張を和らげる効果もあるとされる。
カレンデュラ:ハーブティーとしては利尿・解毒作用があり、体内の毒素を排出させる働きを持つ。胃の調子を整える働きがあるほか、外用では軟膏剤に使われる。
ヒースは花部、リンデンは葉部、カレンデュラは花部。分量は1gずつで合計3g用意しています。
基本のハーブティーの作り方
- 清潔な状態のティーポットを選ぶ。
- 1人分の分量180㏄~200㏄のお湯を準備する。
- 準備している間にポットにドライハーブを入れる。
- ポットにお湯を入れたらすぐに蓋をして軽くゆすぐ。
- 3分~5分くらい待つ。
- カップにハーブティーを注ぐ。ポットから出すときはすべて出し切るようにする。
ハーブをティーポットに入れる
用意したハーブをティーポットに入れます。
数種類ブレンドするときはスプーンなどで軽く混ぜておくとまとまります。
熱湯を入れて蓋をする
ハーブを入れたら時間をおかずに熱湯を加えます。
ポットに熱湯を入れたらすぐに蓋をし、揮発性の成分が逃げないようにします。
また、お湯を入れた後に軽くポット横に振ることでハーブの成分が抽出されやすくなります。
複数人用のポットに1人分の分量を入れたので、中がよく見えないですがちゃんとお湯が入っています(^^;
抽出中の様子。乾燥した状態のハーブだと味気ない色ですが、お湯に浸すと色味が付いて鮮やかになります。
カレンデュラの黄色がきれいですね。
熱湯を入れた後は、葉や花の部分は3分~5分ほど、根の部分は5分~10分ほど抽出時間をとります。
今回は出来上がるまで3分ほど待っていました。
ハーブティーをカップに注ぐ
ハーブティーができたらカップに注ぎます。紅茶やコーヒーなどでもよくありますが、少し高いところから注ぐとよいといわれます。
あつあつのハーブティーがカップに入ったら、まずは香りを嗅いでみるのがおすすめです。
ハーブティーに含まれる揮発性の成分(精油成分)にはアロマセラピーと同じ効果があり、リラックス効果や血行促進効果などハーブによって様々な効果をもたらします。
今回のハーブティーでは少し甘い香りがありました。リンデンの風味が強く味も甘めだったので、次回は少し量を減らしてみようと思います。
今回使ったカップとポット
まとめ
個人的ハーブティーの作り方について(写真付き)でした。
ハーブティーは市販のティーバッグがあれば誰でも簡単に作れますが、ブレンドを作るも楽しいものです。
ブレンドは難しく感じられることもありますが、ハーブティーの本を見ながら真似していけば、だんだん慣れてきます。
また、市販のティーバッグで色々なハーブティーを飲むのも、おいしいハーブティーを作るための勉強につながります。
色々なブランドから様々なブレンドハーブティーが販売されているので、買って飲んでみるとブレンドや味の参考になりますよ。
今回は美肌効果の組み合わせでハーブティーを作りました。
ハーブティーで肌の調子を整えたい場合は、肌のターンオーバーの周期となる28日間(約1ヵ月)ほど続けると効果が現れるといわれます。