【栽培記録】セージ 栽培~収穫までの記録と、すぐに実践できる基本的な使い道について

【栽培記録】チャイブの花

自宅で栽培していたセージが育ったのであれこれ活用してみています。

抗酸化力が強く「長生きのハーブ」と呼ばれるセージ。実際に育てた時の記録をざっくりまとめました。

目次

セージを収穫する

6月頃から葉がわさわさと茂ってきたので、2カ月ほど時折収穫してます。

収穫するときは、茎と葉の付け根にあたる場所にハサミを入れてカット。

セージの葉はざらっとした手触りが特徴で、葉の表面には細かな網目状の模様があります。

また、葉の香りは結構強いので、触ると指に独特の香りが残ります。清涼感があって苦いような?特徴的な芳香です。

人によって好き嫌いが分かれそうな香りなので、万人向けではないと思いますが、ソーセージ用、ハーブティー用、ハーブオイル用など色々使える場面は多いので、料理が好きな人なら育てて損はしないと思います。

セージを育てる

地中海沿岸が原産のハーブで、温かく乾燥した土地を好みます。

そのため、高温多湿の日本で育てる場合は土づくりや植える場所に少し気を付ける必要があります。

ホームセンターなどで売っているハーブ用土を選び、若干の腐葉土を加えればおおむね安心ですが、育ち具合を見て調整してあげると良いでしょう。

また、葉が梅雨の長雨にさらされると、溶けたようになってしまうこと(乳化)があります。プランターなどで栽培する場合は、雨が避けられる場所へ一時的に移動させた方が良いです。

セージは多年草なので、冬に枯れた後も次の年の春には新しい葉茎が生えてきます。

セージの特徴

通常、メディカルハーブとして使われるのは画像のコモンセージ(Common Sage)と呼ばれる品種です。

セージは抗菌作用が強く、その効果はローズマリーについで2番目なのだとか。この効果を期待して歯磨き粉に活用されることもあります。

また、加工肉の保存にも抗菌効果が発揮されます。そのため、伝統的なソーセージ(ソーセージのセージはこの植物のこと)

には欠かせないハーブでもありました。

それ以外の薬用的な働きとしては、抗酸化作用や鎮静作用などが知られています。

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収穫したセージの使い道

  • 料理
  • ハーブティー
  • 芳香浴
  • フラワーアレンジ

料理

セージは料理でとても活躍してくれるハーブ。既に書いた通り、肉料理の臭み消しや長期保存に役立つ働きがあります。

セージを使った代表的な料理ではソーセージやサルティンボッカが良く知られていますが、お肉を使った炒め物や詰め物にも使えます。

ハーブティー

セージはメディカルハーブとして古くから薬用されてきました。

ハーブティーでの効果ですが、

  • 1.8シネオールなどの成分が抗菌効果をもたらす
  • ポリフェノールの一種が含まれるため、抗酸化作用があること
  • 神経の昂りを鎮めて、体をリラックスさせる効果

また、発汗を抑える働きがあるとされ、更年期症状の1つであるホットフラッシュを鎮めるといいます。

一日の使用量は4~6gまでにとどめ、使いすぎないようにします。妊娠中、授乳中の人、高血圧、糖尿病などの症状がある場合も控えます。

芳香浴

芳香浴は暖かいお湯にハーブを浸してつくる、メジャーなハーブ活用法の一種です。

適当なボウルにお湯とハーブを入れ、熱で揮発する香り成分を部屋に漂わせるのが目的。

セージの香りには抗菌、浄化作用があるため、部屋の空気を清潔に保ってくれる働きがあります。また、香りを活用するという意味では、セージの一種ホワイトセージを使ったお香なども使いやすいですよ。

フラワーアレンジ

灰緑色の葉はフラワーアレンジとも好相性です。セージを使ったスワッグやリースを見かけることもあるので、たくさん収穫できたらこういった方法で楽しむのも良さそうですね。

生のセージを使えば、だんだん乾燥して風化していく過程が楽しめます。

参考文献

「⁺note」のご紹介


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