【栽培記録】セロリの香りがするハーブ・スープセロリ(キンサイ)を栽培・収穫したときのメモ

【栽培記録】チャイブの花

食用ハーブの一種にスープセロリという種類があります。中国野菜の1つで、キンサイの名でも知られています。

その名の通り刻むとセロリ特有の香りが漂うのが特徴で、サラダやお浸しにして葉野菜的な使い方がで着るのが特徴。

セロリほど香りは強くないので、葉や茎を料理に加えてみると風味をアレンジすることができますよ。

目次

スープセロリを栽培・収穫する

【栽培記録】セロリの香りがするハーブ・スープセロリを収穫する

スープセロリは、東アジア南部が原産の香味野菜の一種。薄くて切れ込みのある葉が特徴で、見た目は三つ葉やイタリアンパセリに似ています。

あまり香りはないのものの、葉や茎をちぎるとセロリ特有の芳香が漂います。

自家栽培すれば、その時必要な分量だけ収穫して料理にプラスすることができるので、セロリ風味のスープやサラダ、パスタなどを作りたい時に使ってみては。

スープセロリを栽培!

適度に選定するなどしてきちんと管理していれば、プランターや植木鉢でもよく育ちます。

良く育つと茎が伸びて周囲に広がっていきますが、まずは根元を中心に30㎝くらいのスペースを確保できれば十分かと思います。

春に植えれば5月~6月頃になり葉茎が増えてきますが、日当たりのよい室内でも育つのでうまくやれば通年で栽培・収穫ができます。

りょうりに使うときは、調理直前に茎を根の近くからカットしてから使用します。

スープセロリを育てる時に気を付けたいこと

梅雨の時期は良く育つ反面、茎が密集してスープセロリ全体の風通しが悪くなりがち。蒸れると病気の原因になることがあるので、茎を減らして風通しを良くしてあげると良いでしょう。

乾燥に弱いため真夏に気温が高くなると、十分な水分が保持できずしおれやすくなります。私も一度やってしまったことがあるので注意!

土の表面が乾いてきたなと感じたら、しっかり水を与えてくださいね。

また、直射日光に長時間さらされると葉焼けすることもあるので、その辺も様子見してあげると良いです。

中華料理やセロリの代用におすすめ

【栽培記録】セロリの香りがするハーブ・スープセロリを収穫する

スープセロリは中華スープや香りを活かして中華炒め、肉料理などに加えると風味を程よくいかせます。中華料理以外では、タイ料理にも用いられるそう。

また、セロリの代わりとして洋風料理に使うこともできます。ポタージュやシチューなどに取り入れやすいので、セロリがお好きな方は是非。

上記の画像では、スープセロリをじゃがいもとタマネギのスープに加えてます。だいぶ緑色になってますねw

セロリ臭が気になる時は、チキンブイヨンやコンソメスープの素などを加えると香りを抑えられますよ。

スープセロリの栄養素

【栽培記録】セロリの香りがするハーブ・スープセロリ(キンサイ)を栽培・収穫したときのメモ

スープセロリは他の野菜と同じく様々な栄養素が含まれていますが、特に多いのはβカロテンとビタミンK。

特定の栄養素の摂取を目的にスープセロリを活用することはあまりないかもしれませんが、参考までに記載します。

主な栄養素

ビタミンA眼精疲労の回復や、皮膚の健康を保つために必要な栄養素。体内の細胞を成長させる働きもある。
ビタミンK血液を凝固させるため、出血を止めるために必須の栄養素。骨の健康維持にもかかわる。
カリウム身体が酸性⇔アルカリ性に傾きすぎないように調整する。ナトリウムを排出するため、塩分の摂りすぎ防止につながる働きがある。
カルシウム骨や歯を構成する栄養素。ミネラルの一種で様々な働きがある。
βカロテン抗酸化作用や免疫賦活作用があるとされる。細胞が老化するのを防ぎ、がんや高血圧症などの予防に良い効果をもたらす。

他にも、ビタミンCや鉄などのミネラル、食物繊維などの栄養素が含まれます。

参考文献

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