サプライズティーは酸度で色が変化!|ウスベニアオイで不思議なサプライズティーを作る

サプライズティーは酸度で色が変化!|ウスベニアオイで(マロウブルー)で不思議なハーブティーを作る

きれいな水色のハーブティーにあるものを加えると、ピンクや薄いグリーンに色が変化するハーブティーがあるって知っていましたか?

びっくりするような色の変化にちなんで「サプライズティー(驚きのお茶)」と呼ばれているのです。

これはハーブティーの原料になるウスベニアオイ(マロウブルー)というハーブが持つ色素によるもので、お茶のように発酵度合いで色や味が変わるのとも異なります。

見た目的にとても面白いので、機会があれば一度試してみてください♪

目次

サプライズティーとは?

 サプライズティーとは、ウスベニアオイという植物のお花を原料に作られたハーブティーのことです。

基本的にはじめは水色や青色のお茶なのですが、後から酸性またはアルカリ性の成分を加えることでお茶の色がピンクやグリーン系の色に変わります。

本当に急に色が変わるので「驚きのお茶」という意味のサプライズティーと呼ばれています。

この色味の変化はウスベニアオイに含まれる色素成分による働きで、そのときのpH値によって色味が大きく変わります。

pH値とは?

液体の酸性・アルカリ性を知るための数値を「pH値」といい、1~14までの数値によりどちらが優勢かを確認することができます。

また、ハーブティーの色が青味のある色から明るい色へ変化するため、フランス語で「夜明けのティザーヌ」という別名もあります。

酸性orアルカリ性の成分を加えるとお茶の色が変化する

サプライズティーは酸度で色が変化!|ウスベニアオイで不思議なサプライズティーを作る

ウスベニアオイに含まれるアントシアニジンのPh値は安定しないので、作るたびにお茶の色が変わります。

これがサプライズティーが持つ魅力の1つでもあるので、その時その時でどんな色ができるかはお楽しみに。

色はお湯の温度や花のロットなどによって異なってきますが、水色~青色のお茶にしたい時は、冷たい水またはぬるめのお湯で作るようにします。

また、ハーブの分量もやや少なめにしたほうが色が薄くなります。

ウスベニアオイには高温で抽出される成分・タンニンなどが含まれるため、熱いお湯で作ると、お湯を入れてすぐの時はお茶の色が青色でも、抽出時間中に黄色みの強い色に変化してしまいます。  

サプライズティー色の変化

サプライズティーは酸度で色が変化!|ウスベニアオイで不思議なサプライズティーを作る

↑レモン汁を2~3滴垂らした後はこのとおり、紫色→ピンク色→薄いオレンジ色へと変化していきます。

その時間わずか30秒ほどで、「夜明け」のような色の変化を楽しめます!きれいですね~

このように色が変化するハーブティーはとても珍しいです。

ウスベニアオイ以外でアントシアニン類が多く含まれるハーブは、ハイビスカスやビルベリーなどが知られています。が、ハイビスカスは真っ赤、ビルベリーは薄い黄色と、後からレモン汁を入れても特に色の変化は感じられません。

アイスハーブティーの作り方

アイスハーブティーの作り方
  1. 容器に細かくしたハーブを入れ、常温の水を灌ぐ
  2. 蓋をして冷蔵庫で6~8時間抽出する
  3. 茶こしを使ってグラスやティーカップに注ぐ

ポイント

加熱せず時間をかけて成分を出すため、雑菌が入りやすいです。ポットなどは清潔なをものを用意してください。

事前に容器を熱湯消毒しておくことで、雑菌が入るリスクを減らせます。

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ウスベニアオイの薬効

ハーブティーにおすすめな一年草~二年草|お花を楽しめる種類が多め♪収穫後は乾燥させてお茶に

ウスベニアオイはメディカルハーブ(薬用植物)の一種とされ、伝統的にはのどの乾燥や胃炎、皮膚のトラブルなどの対処に用いられてきました。

含まれる成分により、様々な薬効を持つことが知られています。

タンニン

ウスベニアオイのハーブティーには、緑茶や赤ワインなどに含まれるタンニンという成分が含まれています。

タンニンは植物に含まれるポリフェノールの一種で、抗酸化作用や抗菌作用、体にある組織の引き締め(収れん)などに効果があるとされており、

  • アンチエイジング
  • 皮膚や口内の殺菌
  • 毛穴の引き締め

といった働きが知られています。

粘液質

また、ウスベニアオイには粘液質が含まれており、ハーブティーにとろみを与えます。

この粘液質は体内で粘膜の保護をする作用を持つため、のどの乾燥があるときや、皮膚の炎症がある時などに粘膜・肌を保護します。

タンニンの抗菌作用と併せて、胃炎や腸炎といった消化器の炎症などにも良い効果があるといわれます。

アントシアニジン

アントシアニジンは植物成分の1つで、赤色の色素を持ちます。

良くプルーンやブルーベリーなどに含まれるアントシアニンとよく似た成分で、アントシアニンは「アントシアニン+糖」で構成されており、アントシアニジンは糖を持たないという違いがあります。

効能的にはよく似ており、抗酸化や眼精疲労の回復に効果があるといわれてきました。 また、紫外線から植物を守る働きもあり、日射量が多い場所ではアントシアンの含有量が増えて色が濃くなることがあります。

ビルベリーなどが代表例で、原産地である北欧では白夜により太陽の光を浴び続けることから、とても濃い色の実が付きます。

まとめ

ウスベニアオイでハーブティーを作ったときに色の変化が起こるのは、アントシアニジンという色素の働きによるものです。

基本的にハーブティーは黄色~オレンジ色、薄い黄緑色といった色をしているものが多いので、その点でも結構珍しいです。

また、ウスベニアオイでお茶を抽出すると、出がらしの花びらは色素が抜けるためか透明になるので、「色素が出た」感がはっきりわかりますよ^^

そのまま飲むと正直味が微妙なので、後から他の飲みやすいお茶や炭酸などを加えて、飲みやすく調整した方が良いです。

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