手持ちのキャリアオイルとハーブを組み合わせて、しっとり肌を目指せるバスオイルが作れます。
オイルとチンキを一緒に混ぜるだけで作れるので、毎日のリラックスにもおすすめです。
バスオイルは保湿効果が抜群なので、空気が乾燥しがちな時期や、肌の乾燥が気になる時に試してみてくださいね。
※初めて使うオイルは、実際に使う前にパッチテストを行うようにしてください。
バスオイルの基本的な作り方
必要な道具・材料
- ビーカーなどの容器
- ガラス棒やマドラーなど
- ハーブで作ったチンキ … 小さじ1(5ml)
- 好みのキャリアオイル … 10~2ml
まず、バスオイルを作る前に先にチンキを作っておきます。
バスオイルに使うのは植物油でハーブの成分をした浸出油でもよいですが、浸出油で抽出できるのは脂溶性の成分だけになります。
そのため、水溶性・脂溶性どちらの成分も活用したい場合はチンキの方がおすすめです。
また、作ってから時間のたったものは使わないようにしてください。浸出油の使用期限は制作してから3か月後です。
チンキの代わりにハーブティーを加えることも可能です。ハーブティーでは、水溶性の成分(ビタミンB、C、ミネラル
など)が抽出されます。
ちなみに、バスオイルはほとんど香りがないので、芳香が欲しい場合は精油を2~3滴加えると香りが良くなります。
作り方・行い方
- ビーカーなどの容器にオイルとチンキを加えて混ぜます。
- よくまざったら、お湯の入ったバスタブに入れます。
- 入浴します。
バスオイルを作る時の作る時の注意点
- オイルや精油はあらかじめパッチテストを行ってください
- 肌に合わない場合はすぐに使用をやめてください
バスオイルに使いやすいハーブ
基本的にはハーバルバスで使うハーブと同じです。
その時の気分や状態に合わせて、すっきりした香りのあるものや血行促進効果のあるもの、風邪予防に役立つ働きを持つものなどをチョイスしてみるのがいいと思います。
使いやすいキャリアオイルの一例
使うオイルに特に決まりはありませんが、食用ではなく、肌用のオイルを使うようにします。
肌から浸透しやすいオイルなどを使うとよいでしょう。
マカダミアナッツ油 | 皮膚を滑らかにし、アンチエイジング効果がある。 |
ホホバ油 | すべての肌質に使える便利なオイル。人間の皮脂に似た成分を持つ。 |
スイートアーモンド油 | 敏感肌の人に使いやすいオイル。日焼けや肌の乾燥などがある時に使われる。 |
ココナッツ油 | 浸透性が高く、皮膚の状態を整える。常温の時は固まるので使用前に少し温める。 |
ヘーゼルナッツ油 | 浸透性の高いオイルの1つで、アンチエイジングに役立つオレイン酸が含まれる。 |
まとめ
ハーブの成分やオイルは、消化器系からだけでなく肌からも吸収されます。
オイルトリートメント・マッサージでもハーブやオイルの効果を感じられますが、お風呂にバスオイルを加えると温浴効果によって毛穴が開き、より成分が吸収されやすくなります。
バスオイルは肌に直接塗りつけるわけではないので、オイル特有のぬるっとした感覚もなく、上がった後もさっぱりします。
毎日でも気軽に作れるので持っているオイル&ハーブでアレンジを楽しんでください。