去年から育てていたチャイブのお花が咲きました~!とてもかわいいです♪
去年は植えて一年目ということで、花は咲かないまま冬が到来。
冬に地上部がほとんど枯れてしまっていたので、新芽が出るのかなあとやきもきしていたのですが、3月頃に新しい葉がにゅいーんと伸びてきました。
実際に咲いていたのは5月頃ですが、色々と観察できたので記録に残します。
チャイブのつぼみとお花
チャイブはアサツキの仲間で、アサツキの方がチャイブの変種とされています。
そのため、チャイブの花はアサツキとよく似ているのが特徴です。
チャイブの葉は中が空洞になっているのですが、花芽は硬くてしっかりした感じ。
↑チャイブのつぼみってこんな感じ。お花準備中~って感じですね。
初めは茎先にちょこんと小さなつぼみがつき、それがだんだん大きくなってきます。
チャイブの花は薄い皮のようなものに包まれているのですが、植物学的にはつぼみのときは内部を包み保護する皮の部分のことを「苞」といいます。
花が育ってくるとこの苞が破れてお花が見えてきます。
↑咲き始めたところです。ピンク系の薄紫色でかわいい。
チャイブの花をよく見てみる
↑上が摘んできたチャイブのお花です。
咲き始めた頃はもう少しピンク色だったのですが、段々紫色が強くなってきました。
咲き始めの花ではないので若干くしゃくしゃ感がありますけど、花がしっかり開花するとこんな感じなんだなーっていうのがなんとなくでも伝われば思います笑
↑下から見るとこんな感じ。小花が集まって一つの花を構成しているのがわかりますね。
茎と花の間にある皮みたいなのは、つぼみの時のに花を包んでいた苞です。
後ろから見ても結構きれいな見た目ですね
↑チャイブの花は6枚で星形です。濃い色の筋が入っているのがきれいですね。
チャイブのお花は散形花序(たくさんの小花が集まって一つの花を形成する)で、小花が何個あるのか数えていませんが、通常10~30個あるそうです。
中心にあるのが薄ピンクの小花で、周りにたくさんあるのが筋の入った星形の小花。
チャイブの花はミツバチの蜜源になるそうです。確かに小さなハチが来ていました。
チャイブのお花は食べれる!?
ハーブの本によると、チャイブのお花はエディブルフラワーとして食べられることが記されています。
これ食べられるの…!?
サラダの飾りにするほか、花を漬け込めばハーブビネガーにもなるのだとか。
とりあえず今回は小花を茎からカットして、薄焼き卵にすこしだけ振りかけてみました。
見た目が華やかになりますね。
花の味ですが、タマネギ系の辛味があります
チャイブの花を使った料理には、アメリカのクエーカー教徒が作るという「blue flower omelet(青い花のオムレツ)」という料理があるようです。
チャイブの花をオムレツの上に乗せて飾りにするのだそう。
チャイブの細長い葉はカットして卵料理に使うとおいしいので、スクランブルエッグや卵焼きにおすすめ。
包丁を入れるとネギっぽい香りが出るので、アサツキ代わりに薬味にしても美味です。
まとめ
5月を迎えて沢山のお花が咲く季節になりました。
チャイブの花は比較的早く4月中には咲き始めて、沢山のつぼみをつけて今でも咲き続けています。
今のところプランター栽培なので株自体はそこまで大きく育っていないのですが、地植えで育てれば株も花ももっと大きくなりそう。
花は一年の内でも限られた時期しか見れない場合が多いので、またしばらく鑑賞して楽しみたいと思います♪
チャイブはあまり虫害にあわないので育てやすいハーブです。