大豆ミートは大豆を原料にして作る大豆加工品の1つで、お肉のような食感があるため「ミート」と呼ばれます。
そして大豆ミートはこの大豆の油を抜いて作られており、高タンパク・低カロリーなのが人気のポイント♪
個人的にも大豆ミートは数年前から使っているので、具体的な使い方には興味があります。お肉の代わりということであまり深く考えなくても使えますが、良い機会なので簡単にまとめてみました。
大豆ミートを食べる
さっそく食べるぞということで、大豆ミートをコロッケに加えて、牛肉コロッケならぬ「大豆ミートコロッケ」を作ってみました。
食感は本当に肉とあまり変わりません。
基本的には大豆ミートは、ほのかに大豆の風味があるだけでほとんど味は感じられません。
そのため、味を付けたい時は
- 何か味の濃いもの(ソースなど)にあえる
- 塩や胡椒で味付けをする
- 鶏ガラスープなどで下味付けをする
といった工夫が必要になってきます。
大豆ミートだけだと薄味・味気なくなることがあるので、気になる時は肉と混ぜて旨味を付けるという方法もあります。
使い道は多いので、いろいろ使っておいしい食べ方を発見していけるといいですね。
どんな時に大豆ミートを取り入れる?
ダイエット
大豆ミートのカロリーは100gあたり約100カロリーほどなので、牛肉が同量で370kcal、豚肉が385kcal、鶏肉が200kcalと考えるとかなりヘルシー。
カロリーを減らしてのダイエットに役立ちます。また、大豆には脂質代謝を良くする働きもあるので、脂質の摂りすぎが気になる場合にも〇。
野菜中心の食事にしたい時
野菜の多い食事を作りたい時や、玄米菜食などにに挑戦したい人にもおすすめ。
肉類にタンパク質が多く含まれるため、肉抜きの食事だと体に不具合が出てくることが少なくないですが、大豆は植物性のたんぱく質が豊富なのでヴィーガン食には必須ともいえる食材です。
胃もたれ防止
私の場合、以前はお肉をガツガツ食べれたものの、以前よりももたれるようになってきたので大豆ミートを時々取り入れています。
大豆ミートの方が食べた後も胃の調子が良いというか、すっきりしている感じがありますね。お肉を食べにくいと感じる時は、代わりに大豆ミートを取り入れてみると良いかもしれません。
また、大豆には食物繊維が含まれるのでも便秘対策にも効果的です。
購入するときの選び方
乾燥と生
乾燥したものと水分を含んだものの2種類が販売されています。
- 長く保管できる
- 水分を含ませて生に戻す必要あり
- 好きな味付けができる
- 賞味期限が短い
- パックを開封すればすぐに使える
- 調味料で味付けされていることがある
どちらでも使いやすい方を選べばOK。
大量にで購入したい場合は、乾燥したものが1kgとかで販売されているのでそちらを選んでも良さそうです。
形状による違い
ブロックタイプ | 大豆ミートを丸く固めたもの。角煮やから揚げ、南蛮漬け、カレーなどに |
フィレタイプ | 大豆ミートをスライスしたもの。ソテー、サラダ、ナムルなどに |
ミンチタイプ | ひき肉に似ている。一番入手しやすいのはおそらくこちら。ハンバーグ、コロッケ、そぼろなどに |
今のところ上記の3種類が主流です。そのうち新しいものが出てくるかもしれませんね。
大豆ミートの使い方色々
早速料理に使ってみたい大豆ミート。よく見かけるレシピは以下のようなものが多いです。
肉の代わりなら何でもOK的な印象なので、下は献立を考える時の参考になればと思います。
肉料理
ハンバーグ、ソーセージ、から揚げ、そぼろ、酢豚、ミートローフなど
野菜料理
麻婆豆腐、麻婆茄子、回鍋肉、青椒肉絲などの炒め物、カレー、タコライスなど
その他
パスタソース(ボロネーゼなど)、担々麵、ドリア、ミートグラタン、ミートパイ、ビビンバなど
自作もできる
お店で購入されることが多い大豆ミートですが、実は自作もできます。
ここでは作り方について詳しくは書きませんが、
- 豆腐を水抜きして作る
- 水煮大豆をつぶして作る
- 乾燥大豆を使って作る
といった方法があります。
手元に大豆ミートがないけどすぐに必要といった時に、自分で作ってみると良いかもしれませんね。
まとめ
大豆ミートは近年まであまり知られていませんでしたが、健康志向が高まるとともに注目され始めました。
買う時はブロック・フィレ・ミンチの3種類を、使う料理に応じて使い分けると良いです。
最近ではスーパーでも見かけるようになりましたね。スーパーでの購入、安いです。100gで108円とか。
以前なら乾燥した大豆ミートをやナチュラルフードの専門店かネットで購入するしかない感じだったので、以前よりもだいぶ入手しやすくなりました。
ネット通販だと500gとか1㎏でのまとめ買みたいになることもあったので、少量で購入できるのはありがたいですね。価格も400円くらいはしたのでだいぶ割安です。