妊娠中・授乳中に使用を避けたいハーブ【禁忌】|注意が必要な種類を紹介

妊娠中・授乳中に使用を避けたいハーブ【禁忌】

ティーなどでおいしく飲めるハーブですが、妊娠中・授乳中に使用を避けるべきとされるハーブもあります。

一般的にハーブティーなどで普通に食用として利用されるハーブは、過剰摂取しない限り安全といえます。一方、数あるハーブの中にはまだまだ研究の進んでいないハーブも少なからずあるのが現状です。

おなかの中にいる赤ちゃんに対して、または授乳中にどんな影響があるのかはっきり解明されていないものもあるため、特定のハーブを使用する際には注意が必要になってきます。

日本国内で流通しているハーブや、割と知られているハーブの中で、妊娠中・授乳中に避けた方がよいとされるハーブをいくつかまとめてみました。

目次

妊娠中の使用は避けるハーブ

「根」「茎」などの表示は、使用を避ける部位を指します。

  • アルカネット … 根
  • ブラックコホシュ … 根茎
  • アロエベラ … ラテックス
  • アンジェリカ … 果実、根
  • チャービル・セルフィーユ … 全草
  • セロリ … 果実
  • フランキンセンス … 樹脂
  • シェパーズパース … 全草
  • パパイヤ … 葉
  • サフラワー … 花
  • ローマンカモミール … 花
  • ベチバー … 根
  • カシア・ニッケイ … 樹皮
  • シナモン・セイロンシナモン … 樹皮
  • ミルラ … 樹脂
  • サフラン・クロッカス … 柱頭
  • ユーカリ・ユーカリプタス … 精油
  • ホワイトアッシュ … 樹皮
  • リコリス … 根茎、根
  • ゴールデンシール … 根茎、根
  • ヒソップ … 仙頭
  • ジュニパー … 果実
  • マザーワート … 全草
  • ロベリア … 全草
  • マグノリア … 花蕾
  • ペパーミント … 精油
  • ビーバーム … 全草
  • ナツメグ … 仮種皮、種子
  • バジル … 葉
  • セージ … 葉
  • コンフリー … 葉、根
  • タンジー … 全草
  • タイム … 全草
  • フェネグリーク … 種子
  • コルツフット … 蕾、葉
  • キャッツクロ― … 根皮、茎皮
  • バーベイン … 全草
  • ミスルトゥ … 全草
  • アシュワガンダ … 根

授乳中に使用を避けるハーブ

  • アルカネット … 根
  • アロエベラ … ラテックス
  • ワームウッド … 全草
  • ジプシーワート … 全草
  • カバ … 根茎、根
  • コンフリー … 葉、根
  • タンジー … 全草
  • コルツフット … 蕾、葉

データの出典について

この記事のデータは『メディカルハーブ安全性ハンドブック第二版』(東京堂出版)を参考にしています。

様々な薬効効果を持つメディカルハーブを誰でも適切に使用できるよう、AHPA(米国ハーブ製品協会)は、約500種のメディカルハーブについて、安全性の観点から評価を行いクラス分けを行いました。

妊娠中に使用を避けるハーブは「2b」、授乳中に使用を避けるハーブは「2c」に分類されています。

ヒソップ、ブラックコホシュなどハーブティー好きなら飲みそうなハーブも「2b」「2c」だったりするので、妊娠中・授乳中のハーブ療法利用については注意が必要になってきますね。

まとめ

妊娠中・授乳中は、月経を促進する作用があったり、ホルモンに作用するハーブは避けるべきとされています。

この記事で紹介した数十種類以外にも、妊娠中・授乳中に使用を避けるべきハーブはたくさんあります。

上記以外だと日本では流通していないものも多く、あまり聞いたことのないハーブ名ばかりですが、結構あります。

スーパーなどで食品として販売されているハーブのほとんどは安全と考えられるため、スパイス利用などごく少量であればそこまで不安視する必要はありませんが、使用について迷ったときは自分だけで判断せずに、医師など専門家の意見を聞いてから使用するのがおすすめです。

参考文献

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